円山公園のそばにある洋館、長楽館のカフェで豪華なデザートかき氷をいただいてきました。
長楽館は、明治42年に実業家・村井吉兵衛によって建てられた洋館です。国内外の賓客をもてなす迎賓館として使われ、2024年には国の重要文化財に指定されました。
現在もホテルやレストラン、カフェとして利用することができ、アフタヌーンティーやデザートなどを楽しむことができます。
これまで何度も前を通ったことはありますが、なんとなく敷居が高く感じて、なかなか入ることができませんでした。
夏にかき氷が提供されていることも知っていたのですが、観光地のど真ん中にありますし、混雑しているのではないかなどと考えているうちに、これまで訪れる機会がありませんでした。
今回は思い切って初めて訪れ、かき氷をいただいてきました。
2026年8月中旬の記録です。
長楽館
私が訪れたのは、暑い夏のお昼です。
カフェは11時オープンということだったので、できるだけ並ばずに入りたいと思い、11時の少し前に到着しました。
長楽館ではランチやアフタヌーンティーなど予約できるものもありますが、この日は通常のカフェ利用です。
到着したのは11時の5分ほど前。
この時点で、私の前には2組ほどお客さんがおられました。
到着すると、まず入口でスタッフの方にカフェ利用であることと人数を伝えます。
すると館内の待機場所へ案内していただけました。
真夏なので外で待つのかなと思っていましたが、クーラーの効いた館内で待つことができて一安心。
私が案内されたのはホールの角にある椅子でした。
待つための場所とはいえ、さすが長楽館。椅子も建物の一部のように立派です。
目の前にはグランドピアノがあり、2階へ続く階段も見えます。
かき氷を食べる前から、美しい洋館の雰囲気を楽しむことができました。
11時になると、順番に席へ案内されます。
どうやらお客さんが一つの部屋に集中しすぎないように、ある程度分散して案内されているようでした。
私が案内されたのは2階の一室です。
すでに1組お客さんがおられましたが、「お好きな席へどうぞ」とのことだったので、奥の席を選びました。
立派な絵が飾られ、クラシックな洋館の雰囲気がそのまま残っています。
クラシック音楽も流れていて、本を読みながらゆっくり待つことにしました。
ベリーピスタチオ ミニドリンク付 2,480円
この時期のかき氷は2種類。
ベリーピスタチオと白桃ミルクがありました。
白桃ミルクにも惹かれましたし、せっかくなので2つ食べることも少し考えました。
ただ、お値段もしっかりしますし、どれくらいのボリュームなのかも分からなかったので、今回はベリーピスタチオを1つだけお願いしました。
結果としては、一つで十分満足できるボリューム。
欲張らなくてよかったと思います。
しばらくすると、ベリーピスタチオが運ばれてきました。
脚の長いグラスに盛り付けられていて、かなり高さがあります。
トップには淡い緑色のピスタチオのエスプーマクリームと、赤すぐり。
その下には香ばしいピスタチオの練乳ソースと、甘酸っぱいフランボワーズのソースが重ねられています。
緑と赤の色合いもきれいです。
食べ進めてみると、ピスタチオはかなり濃厚。
軽いエスプーマがなくなった後もしっかりとピスタチオの味わいが続きます。
一方で、フランボワーズは酸味がしっかり。
ピスタチオの濃厚な甘さとベリーの酸っぱさが合わさって、よいバランスでした。
さらに食べ進めていくと、底のほうにはオレンジリキュールのシロップを含ませたサバランが入っています。
最初はかき氷だったものが、最後はしっかり洋菓子になる感じ。
ベリーのソースを含んだサバランも美味しく、普通のかき氷とはまた違ったデザート感があります。
一つ食べ終わる頃には、かなりお腹いっぱいになりました。
ミニドリンク
かき氷にはミニドリンクもついています。
プラス500円で通常サイズのドリンクに変更することもできましたが、かき氷でかなり水分を取ると思ったので、今回はミニドリンクにしました。
私は紅茶を選びました。
デミタスカップで提供されるので量は少なめです。
でも、さすが洋館のカフェという感じで、きちんと淹れられた紅茶で美味しかったです。
口の中にはピスタチオの甘さが残っていたので、ミルクや砂糖は入れず、ストレートでいただきました。
かき氷がかなり美味しかったので、白桃ミルクも食べてみたかったなと思いました。
そして9月になると、白桃ミルクに代わって無花果を使ったかき氷が登場するとのこと。
無花果も好きなので、また時間を見つけて訪れることができたらいいなと思います。
長楽館のかき氷「長楽館 氷菓」は、6月から9月30日までの期間限定で提供されています。
初めて長楽館を訪れてみて
今回、初めて長楽館に入ってみました。
建物は本当にクラシックな洋館で、館内にはクラシック音楽が流れ、スタッフの方の接客も丁寧でした。
思っていたより入りにくい雰囲気ではなく、一度入ってしまえばゆっくり過ごすことができます。
ただ、円山公園や祇園といった観光地のすぐそばにあるので、お客さんはいろいろ。
この日は近くの席で、複数のスマートフォンを使ってずっとPokémon GOを楽しまれているご夫婦がおられました。
ゲームを楽しむこと自体はもちろんよいのですが、話し声が少し大きく、せっかくの静かな洋館の雰囲気とは少し違うかなと感じました。
もう少し本を読んでゆっくりしたい気持ちもありましたが、この日はここでお店を出ることにしました。
それでもスタッフの方の接客は感じがよく、建物も素晴らしかったので、今度はレストランやアフタヌーンティーでも訪れてみたいなと思いました。
そして長楽館の門を出たところで、今度は円山公園のお店の方とお客さんらしき方が、大きな声でやり取りをしている場面に遭遇。
何があったのかは分かりませんが、先ほどまでの長楽館での優雅な気分から、一気に現実に戻った感じがしました。
そう考えると、観光地の真ん中にありながら、長楽館の中だけは時間の流れが少し違う、ちょっとしたオアシスのような場所なのかもしれません。
次に訪れる時には、長楽館を出たらそのまま東大路へ抜けて帰ろうかな。
そんなことも思いながら帰りました。
とはいえ、長楽館そのものはとても素敵でした。
また機会を見つけて訪れたいと思います。
〇長楽館の公式サイトはこちらです
〇京都には洋館を含めた素敵な建物がたくさんあります
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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