山歩き

滋賀県の比良山系にある堂満岳で雪にまみれました!堂満ルンゼでラッセル体験【雪山ガイド登山】

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雪が多かった2024‐2025年シーズン

もっと関西の雪山に登りたいな、と思いガイド登山に申し込みました

でかけたのは、滋賀県の比良山系にある堂満岳

いくつものルートがあるのですが、今回は一般のルートよりはすこし難易度の高い「堂満ルンゼ」を登りました

ガイドさんと一緒でないとできない経験をさせてもらい、私の雪山経験値が少しアップした登山でした

堂満岳堂満ルンゼ 2025年2月下旬

でかけたのは2025年の2月下旬

強い冬型になり日本海側の山があれた連休があけた平日です

ガイドさん1人に女性3人のグループです

登山開始

武奈ヶ岳の登山口の1つとしても知られるイン谷口から登山を開始しました

雪が降った後ということもあり、登山口から雪はたっぷり

夏の駐車場よりは手前の位置までしか車で入ることはできませんでした

最初の30分ほどは林道を歩きます

そのあと、通常の道をそれて山道へ

途中まではアイゼンなどは使わず、ツボ足(靴のまま)で進みます

傾斜が強くなってきたところでアイゼン装着です

アイゼン装着

傾斜が強くなってきたのでアイゼンを装着

この後、見えている右側の斜面を登るのですが、段差を乗り越えるのがとても大変でした

雪崩に注意

この日は降雪から2日後で、結構気温が高い日でした

すこし前にも同じルートで雪崩が起きているという情報もあり注意をしながら進みます

アイゼンを着けたところの脇の斜面はこんな感じ

雪崩が心配なので休憩時間は短く、雪崩の音に注意しながら進みました

ラッセルは大変

この日大変だったのが、ラッセル

前回の降雪以降この道を通るのが私たちが初めてだった様子

先頭を行くガイドさんはラッセルが大変そうでした

私は力がないので最後尾を歩かせてもらったのですが、5歩ほど先頭でラッセル体験をさせてもらいました

膝を入れて足の置き場をつくり、そこに足を置いたらすかさず反対側の膝を上に乗り上げる・・・

これの繰り返しです

一瞬で体を持ち上げないといけないので大変だし体力が消耗します

この日は雪が緩みがちで、最後尾であるいていると前のトレースが崩れて、雪に埋まることもありました

そういうときもラッセルの時の歩き方を意識して歩くと埋まりにくかったので、短いラッセル体験でしたがいい経験になりました

どんどん上がる

ガイドさんの頑張りのおかげで標高が少しずつ上がってきました

前の人が撮影してくれた私です

雪に埋もれている様子がわかるでしょうか

アイゼンに雪がついてアイゼンの効果がなくなってしまったので、アイゼンを脱いで歩くことになりました

さらに標高が上がると

周りの山と標高が合うようになってきました

この時点でだいぶ上がってきて、ヤマレコマップを見るともうすぐ山頂のように見えたのですが、この後が大変でした

岩っぽいところを登ったのですが、岩の上に乗っていた雪が落ちて、苔がついた岩の上を歩くことに

岩も滑るし、急斜面だし緊張しました

危ないところはハーネスで確保してもらいながら歩きました

山頂

登山開始から4時間強で山頂に到着

登ってきた北の方向

私たちの足跡があります

良いお天気だったので山頂からは周りの山々を見ることができました

東側、遠くの山々はかすんでいましたが琵琶湖がきれいでした

南側には、びわこバレイのスキー場も見えました

山頂ではお昼ご飯を食べたりゆっくりしました

下山は早いよ

帰りは東側に向かっておりました

冬季限定のルートだそうです

かなり急な斜面なのですが、雪があるので、ずぼずぼ歩くことができます

ところどころ、お尻で滑りながらショートカットしておりました

帰りはあっという間だったので写真はほとんどありません

こんな斜面を下りてきました

雪がずぼずぼで、足が埋まること多数

どうすればうまく歩けるか、とか考えながらあるきました

帰りは1時間30分で登山口に戻りました

雪にまみれた1日でした

いろいろ経験できて楽しかったです

ガイドさんにお願いすることで、経験の幅が広がりました

これからも安全に山を歩いていきたいです

〇今回歩いた比良山の様々なコースが紹介されています


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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