久しぶりに文化的活動
京都南座で開催されていた「坂東玉三郎特別公演」をみてきました
もう千秋楽を迎えているのですが、久しぶりに坂東玉三郎の公演に行くことができたので、記録のために紹介します
「坂東玉三郎特別公演」2023年京都南座
坂東玉三郎は歌舞伎の女形の役者さんで人間国宝にも認定されています
大学生のころに、ユースホステルに泊まりながら銀座の歌舞伎座で坂東玉三郎の歌舞伎をみて「すごい!」と思ったのを今でも覚えています。
〇この本 私も買いました
近年、東京以外では「特別講演」にしか出演していなかったのですが、今年「ぼちぼち歌舞伎の興行からは引退・・・」と発表をされました。
京都では毎年南座で特別講演を開催しているのですが「今年は観に行かなきゃ!」ということでチケットをとってでかけてきました。

完売御礼だった!
私が出かけたのは週末の午後の部
めちゃめちゃ暑い日でした
私が着いた時にはすでに開場が始まってました
外国からの観光客の人が「当日券ありますか?」とスタッフの人に聞いていましたが
「チケットは売り切れです」
とのこと。
ネットで確認しても、千秋楽まですべてのチケットが売り切れていました
私とおなじ様に「来年は来てくれないかも」と思った人が多かったのかも
怪談 牡丹燈籠
今回の演目は落語をベースにした演目「怪談 牡丹燈籠」です

通常だと2時間半かかる演目を短くして上演されていました
伴蔵とお峰夫婦の物語だけにフォーカスをした感じでした
ストーリーが入り組んでいると初めて観る人にはわかりにくいので、これくらい単純な話にした方がいいのかもしれません
実際、私にとってもわかりやすかったです
怪談、とあるのでお化けが出てくるのですが、その辺りは怖くも面白い感じでした
最後には「因果応報」というか、悪いことをして手に入れた幸せは長続きしない、というストーリー展開が「怪談」だと思いました(イヤホンガイドでもそんなことを言ってた)
この「怪談 牡丹燈籠」のあらすじを知りたい人はこちらのサイトをご覧ください
上演時間が短い割にチケットは高いなぁと思いながら出かけましたが
実際には、「坂東玉三郎を観ることができて満足」と思って帰ってきました
最後の場面で直前まで「女将さん」をしていたのに、次の場面ではすっと雰囲気が変わったのがすごかったです
年々自分の集中力が低下しているので、これくらいの上演時間で良いのかもしれません
来年も京都に来てくれますように
南座に初めて行く人にむけた紹介記事も過去には書いています

以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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