京都府内の山を歩く機会が増えています。

今回は、京都府亀岡市にある行者山を歩きました。
帰りは古道を歩き、歴史を感じる山歩きになりました。

スタートはJR千代川駅
行者山への登山はJR千代川駅がスタートになります。

JR千代川駅には、和式の水洗トイレがありました。
周辺には特にお店は見当たらないので、買い出しが必要な場合は事前に済ませておく必要があります。
少し進むと、畑が広がるようになりました。

見えているのが行者山かな。

私が歩いたのは3月3連休の最終日、気球が飛んでいました。
行者山へ
京都縦貫自動車道の高架をくぐり、登山口に到着しました。

よく整備された道です。
手作りの地図もありました。

今いるのは右下の、灰色(京都縦貫自動車道)のちょっと上のあたり。

道幅は広いです。
が、落ち葉が積もっていて、滑りやすいです。

歴史を感じさせる灯篭もあります。

ここが三合目。
昔の行場らしいところも出てきます。

急な坂を歩いていると・・・

鳥居が見えました。
ここからは道も平たんになります。

ひょこっと、いう感じで行者山の山頂につきました。
この行者山、「行者」と名前がつくだけあって、役行者と縁があるようです。
山頂では眺望はありませんが、三角点もあり、山名板がいくつもあり愛されている山であることがわかりました。
弘法大師縁の千手寺へ
行者山からは、千手寺へ向かいます。

いったん林道に出てしばらく歩くと

大きな石灯篭が見えてました

火の用心の「りすくん看板」も

千手寺の石段に到着しました。
とこなげさん千手寺
807年に弘法大師空海によって開かれたといわれています。

石段を登ったところには山門があります。

ここにある鐘楼は明治の神仏分離の際に愛宕山から運ばれてきたそう。

山門前からも亀岡市を見渡すことができます。

ただ、お寺の裏手にはもっと見晴らしの良いところがあるとのこと。

この写真に添って進むと・・・

どうやらここから登るみたい。
よく整備されていて、杖を使わなくても大丈夫でした。
少し上に展望スペースがあります。

山門が下に見えます。
確かに、より亀岡の街を見渡すことができます。

晴れているともっときれいでしょうね。
観音堂でお参り
千手観音が祀られているそうです。

そのそばには梅の花も咲いていました。

静かで、落ち着いたお寺でした。
とこなげさん 千手寺についての詳細は公式ホームページをご覧ください。
車でならすぐそばまでくることができます。
最寄りバス停から徒歩1.7㎞ですが、バスの本数は少ないです。
地図では千手寺にお手洗いがある、と書かれていましたが私は気づきませんでした。
下山はとこなげ古道で
下山はせっかくなので、千手寺の古くからの参道である「とこなげ古道」を歩くことにしました。

ここから古道に入ります。
道ははっきりしています。

石垣もあって、昔は建物があったりしてにぎわっていたのかな、と思いました。

石畳の道は苔むしているのでスリップ注意。
すぐそばに林道が走っていますし、携帯電話の電波も通じますが。
古道を歩く距離はそれほど長くはなく、舗装道路に合流。

立派な大谷石の道標。
やたらきれいな石の道標が多いな、と思っていました。
どうやら、周辺は大谷鉱山跡といわれ、昔はタングステンや石英の鉱脈だったようです。

この後は、集落の間を歩きます。
この後は、稗田野神社で梅を見て、国道佐伯バス停からバスに乗ってJR亀岡駅まで向かいました。
稗田野神社周辺には料理屋さんがありましたが、コンビニとかはなかったです。
稗田野神社にもお手洗いはあるのだと思いますが、利用はしなかったので詳しくはわかりません。
稗田野神社以降のことは、梅の見ごろ情報としてすでに紹介しているのでよろしければどうぞ。

以上、ご参考になればうれしいです。それでは。