京都ではいま、新しい中華料理屋さんができています。
雑誌で「京中華」の特集がされたくらい。
今回、2022年秋にオープンした「京中華牧定」に出掛けました。
おいしいけど、胃にもたれない、優しい中華料理でした。
京中華牧定
お店があるのは、地下鉄の京都市役所前駅と烏丸御池駅の中間くらいで、ちょっと烏丸御池より。
夜は18時一斉スタート 16000円のコースです
カウンターのほかにも個室もあるようですが、この日は全員カウンターでした。
メインの食材は調理前にプレゼンをしてくれます。
こちらはふかひれ
店内にはサメのひれも展示されていて、「あのひれの先の部分しか食材としては使えないんですよ」とのこと。
贅沢をさせてもらってるんだなぁ、と感じます。
ふかひれのスープ仕立て
片面がしかり焼かれているので、さまざなな触感を味わえて楽しい。
スープも味はしっかりしているけど、どぎつくない優しい味です。
続いて、エビの酒蒸し
隣のたれにつけていただくのですけど、たれにつけなくてもエビとお酒の優しい甘みで十分おいしかった
その次は北京ダック
イチゴが添えられていて、ソースも甘めの味噌。
果物は季節によって変わるみたい。
クレープの様でおいしかったです。
眼のまえでずっと調理をされていたのですが、あの1羽から食べられるのが皮だけとは！
お肉は味がスカスカになっているので、捨ててしまうのだそう。
フードロストは・・・などと考えてしまいました。
続いてアワビ
上に乗っている春雨が既に十分おいしい。
アワビももちろん柔らかかったです。
その次が、エビのチリソース煮風
これはけっこうピリ辛でした。
食べ歩きグルメとしても人気の焼き小籠包
ちいさい肉まんサイズですが、油をかけながら焼かれていてもちもち熱々
こんな焼き小籠包なら何度でも食べたいです
メインの牛肉
京都の和牛だったかな（記憶があいまい）
ご飯ものは黄金チャーハン
通常は麻婆豆腐が添えられていて、ごはんにかけていただくそう
お豆腐が苦手な方は、ピリ辛大根になるようです。
写真の真ん中がピリ辛大根、右が麻婆豆腐
苦手食材にはけっこう柔軟に対応されていました。
締めのデザートはキャラメル杏仁豆腐
上にかかっていたのもなんか甘いものでした。
甘い杏仁豆腐に、甘いキャラメルをかける、というのは斬新。
杏仁豆腐もとろっとした触感で、おいしかったです。
感想
このお店は若いご兄弟でされています。
調理と接客で役割分担をされています。
お父様も有名な中華料店の料理長さん。
どのお料理も味はしっかりしているけれど、胃もたれのしない優しい味付けでした。
料理の基礎はしっかりありながら、若い発想も感じるお料理でした。
新しいお店がどんどんできてくるので「新店」「若い料理人さん」というだけでは人を呼ぶことは難しくなりますが、また行ってみたいなぁと思うお店でした。
けっこう良いお値段するので、また食べに行けるようにお仕事頑張るぞ。
店舗概要
- 店名：京中華 牧定
- 住所：京都市中京区瓦町565番5
- 電話番号：050-3150-9640
- 予約：前月１日予約スタートネット予約 Table checkか電話で
- 公式サイト：公式インスタグラム→こちらのリンクから
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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