勉強会情報

NDBデータベースを使った研究について学ぶことができるセミナー(オンライン開催あり)

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今回は、NDBユーザー会が主催する「第7回NDBユーザー会」についてご紹介します。

丸一日の勉強会ですが、オンデマンド配信もあるので遠方に住んでる人でも参加できるのでおすすめです!

なかなか学ぶ機会のないNDBデータベースについて学ぶことができます

NDBデータって何?

NDBデータとは、レセプト情報・特定健診等情報データベース (NDB) のことです。

患者さんがどのような医療を受けていくら支払ったかが分かるレセプト情報と、特定健康診断の結果などが含まれたデータベースです。

もともとは研究目的で集められたデータではないのですが、研究結果を人々の健康増進や政策に生かすためにも、NDBデータを研究で利用することができるようになりました。

公的医療保険で診療を受けた全ての患者さんが対象となるので、診療の実態把握や診療行為のアウトカム評価など、様々な研究ができることが期待されています。

ただ、データ取得のハードルが高かったり、データを扱ったり分析をするのに知識や技術が必要であったりするため、実際にはまだそれほど活用はされていません。

**NDBを活用した査読付き論文リストの一覧(こちらをクリックするとリンク先に飛びます)

今回のようなセミナーは、NDBデータを使った研究が進むといいな、という目的で実施されるわけです。

日本臨床疫学会 第7回NDBユーザー会

このセミナーは、NDBについて実際に研究している人、研究しようとしている人を対象に開催されます。

お金はかかりますが、他に類似の勉強会はないですしオンデマンド配信もあるので勉強したい人にはとてもおススメです。

開催概要

  • 日時:2023年9月14日(土)12:30~
  • 開催方式:対面開催を主体とし、後日オンデマンド配信あり
  • 会場: A会場 福武ラーニングシアター
    B会場 工学部11号館 HASEKO-KUMA HALL
  • 参加費:現地参加+オンデマンド4000円  オンデマンドのみ3000円

詳細は公式ホームページを参照ください

内容(一部)

A会場【福武ラーニングシアター】

NDBと連結可能となるヘルスケアデータの利活用について

演者:
厚生労働省 保険局 医療介護連携政策課 室長補佐 小西孝明
厚生労働省 老健局 老人保健課 課長補佐 長嶺由衣子
健康・生活衛生局 感染症対策部 感染症対策課 主査 櫻庭唱子
厚生労働省 健康・生活衛生局 難病対策課 課長補佐 島田将広
厚生労働省医政局参事官(特定医薬品開発支援・医療情報担当)付医療情報室 室長補佐 青木智乃紳
内閣府 健康・医療戦略推進事務局 主査 阿部真悟

NDBの様々な提供形式における経験談

演者:
一般社団法人臨床疫学研究推進機構 奥村泰之
京都大学大学院医学研究科眼科学 赤田 真啓
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 医療経済研究部 大寺祥佑
京都大学大学院医学研究科 プロジェクト研究員  岩堀 敏之

B会場【工学部11号館 HASEKO-KUMA HALL】

NDB研究の成果報告

座長:東京大学大学院医学系研究科臨床疫学・経済学分野 松居宏樹
演者:
東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻臨床疫学・経済学 木村悠哉
東北大学病院高度救命救急センター 大邉寛幸
東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座 西村志織

医療・介護データ等解析基盤(HIC)の利用について

演者:社会保険診療報酬支払基金分析評価部ナショナルデータベース課

申し込み方法

下記の参加登録システムにアクセスし、参加登録が可能です。

 

 

以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

〇NDB含めたリアルワールドデータ研究について俯瞰することができる書籍


 

以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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