2022年秋:剱岳早月尾根

秋の剱岳・早月尾根Part3:唯一の山小屋「早月小屋」をご紹介、快適に泊まるコツも。

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2022年秋にガイドさんと一緒にでかけた、早月尾根からの剱岳登山。

前回は、登山口の馬場島から早月小屋までの様子をご紹介しました。

秋の剱岳・早月尾根Part2:番場島から早月小屋までの苦しい登りを振り返る2022年秋の剱岳・早月尾根登山の第2回目。馬場島から早月小屋までの様子をご紹介します。...

今回は、このコース唯一の山小屋である「早月小屋」のご紹介です。

早月尾根のオアシス早月小屋

すでにご紹介したように、早月小屋馬場島から剱岳までのコースタイムで約9時間の道のりで唯一の山小屋です。

小屋の前のベンチは絶景

小屋の前にはベンチがあって、絶景をみながらくつろぐことができます。

小屋の近くにはテント場もあって、色とりどりのテントが張られていました。

小屋のそばにある丸山ピークからはぐるっと周囲の山を見渡すことができますが、

小屋前でもきれいな夕景をみることができます。

館内のご案内

1階は食堂や談話室などがあって、宿泊スペースは2階にあります。

今回は「早月」という大部屋に宿泊しました。

大部屋ではありますが、グループ単位でカーテンで仕切られるように配置がされていました。

用意されている寝具は敷布団&掛け布団です

階段を上ったところに毛布が置かれています(数に限りあり)

部屋に入るときに毛布を確保しておくのがおススメです。

リュックは部屋には持って入ることができず、ホールに置くスタイルです 

1階には乾燥室もあり、濡れた服などを入れることができます。

早月小屋の食事

水の確保がむつかしい早月小屋では、食事の器は使い捨てです。

夕食

1階の食堂でいただきました。

この日は食事は2回にわけて行われていました。

品数豊富な夕ご飯。

お魚が特に美味しかった記憶があります。

朝ご飯(お弁当)

翌日は、朝早くから出発する予定なので朝ご飯はお弁当になりました。

まだ電気がつくまえに、談話室で食事。

お湯を用意していただいていたので、温かいお茶といっしょにいただきました。

お寿司は全部食べずに、行動途中にも少しずついただきました。

稲荷ずしのごはんが甘くておいしかった。

このお寿司、下界でつくって冷凍して山の上にもってきているらしいです

それを解凍して提供しているそう。

山の上で食べるからか、それを感じさせないおいしさでした。

 トイレ事情

それほど大きい小屋ではないので、トイレの数にも限りがあります。

消灯前や出発時とか多くの人が使いたい時間帯は、行列に要注意。

あと、においもします。

小屋を出た後は、小屋の外にテント場の人が使う用のお手洗いがあるので、それを利用することになります。

そちらはトイレットペーパーも無いので、持っていくことをお忘れなく。

早月小屋宿泊の思い出

今回は、ガイドさんと一緒に登りました。

早月小屋では、ガイドさんの知りあいのガイドさんたちとお話をする機会がありました。

いつも一人で登っているので、こういう場で山に詳しい人たちから山やいろんなお話を聞くことができたのはいい経験でした。

その場にいたガイドさん以外の6人中、医療職種5人そのうち医者4人・・・

私以外の医師3人はみなさん指導的立場に立つ方で、その人たちの気配りとかを見ているだけでも楽しかったです。

そんな出会いもあった早月小屋のご紹介は以上です。

次は、いよいよ剱岳頂上を目指します。

以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

○今回歩いたコースが掲載されている地図です


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