京都市京セラ美術館で3月いっぱい開催中の「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」
そのうち行けるやろう~と高を括っていたら、なんと人気すぎて完全事前予約制に!
とある平日「明日いこっかなー」と予約サイトをみたところ、チケット売り切れ!
「そんな大人気なんや」ということで数日前からチケットをゲットし、出かけてきました

蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影
写真家の蜷川実花さんの展覧会
美しい草花の写真などをモチーフに作られた作品がたくさん並んでいます
展覧会会場に入る前の窓ガラスの装飾からして美しい

この前で写真を撮っている人がたくさんいました
いざ、展示室へ
展示室が暗くて狭いこともあって、人数が制限されている、という事情があります
Breathing of Lives
はいってすぐにあるのがこの作品

モニターに映る作品も、背後の作品も変わるので、真っ暗だったり、赤くなったりいろいろ
このモニターを眺めている人のシルエットも含めて作品なのかな、と思いました
Flowers of the Beyond
ここが一番異様な雰囲気でした

これ自体も作品で、ライトが赤くなったり暗くなったりします
作品と作品をつなぐ通路のようなところなので、皆さん足早に通り過ぎる人が多くて、待っていたら「この空間の中に私一人」という体験をすることができます
彼岸花というあの世をイメージする花を使うことで、気持ちの変化を作り出しているのかな、と思いました
Whispers of Light, Dreams of Color
展覧会で一番「うわー」っと思った作品がこちら

天井からたくさんのガラスが下がっています
変化するライティングによってキラキラ光って美しい

中を通り抜けることもできます
すっごく幻想的な世界の中で、係員の人が終始注意をしているのが違和感があってそれも面白かったです
Dreams of the beyond in the abyss
沢山の花(というか造花)で飾られた部屋
作品と近くで写真撮影ができるということで大混雑

引きで作品を見ることができないこともあって、それほどきれいとも思えず出てきてしまいました
展覧会に行って思ったこと
きれいな自然をモチーフにして、それをギュッと凝縮された作品でした
光りのきらめき、夕焼けの美しさ、夜の怖さ、花の美しさ
どれも自然に触れていれば感じることができるものです
今回の展覧会ではその良いところを濃縮して展示してあるような感じでした
ただ、私が山とかで感じる自然の方がずっと美しいし感激しました
今回の展覧会に来ている人たちのなかで、実際の自然に触れている人はどれほどいるのかな、と思いました
リアルな自然に触れる機会のある私は幸せ者だなぁーなどと気づかされた展覧会でした
で、おみやげ物では「濃縮した美しい自然」をきれいな写真に閉じ込めた作品が販売されています
エコバック5000円以上と、驚きのお値段ですが、勢いで買ってしまいました(マーケティングにはまってる)
残り僅か、気になっている人はお早めに
〇公式サイトはこちらです
図録はオンラインでも購入できます
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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