歌舞伎

京都文楽公演Part1:曽根崎心中&文楽のご紹介

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世界無形文化遺産にも認定されている、人形浄瑠璃文楽

見たことある方は少ないかもしれません。

大阪に国立文楽劇場があることもあり、学生時代に一度見にいったことがあります。

お金もなくて、一番安い席だった&オペラグラスをもっていなかったのでお人形も小さく、十分楽しむことができませんでした。

京都に住むようになり、毎年京都で文楽公演があることを知り、できるだけ毎年行くようになりました。

ここ2年ほどは行くことができていなかったのですが、今年は観ることができました!

文楽京都公演や、曾根崎心中についてご紹介します。

文楽京都公演

毎年、3月中旬に開催される文楽京都公演。

開催場所は、京都府立文化芸術会館です。

府立医大の前にある会館、というとわかりやすいでしょうか。

最寄りバス停は「府立医大前」

「河原町今出川」や「出町柳」から歩いてもいいですね。

チケット入手方法

だいたい毎年秋になると、京都府立文化芸術会館のHP上でその年のチケット販売方法について公開されます。

販売開始は大体12月ごろの週末です。

各種チケット販売サイトでもチケットを購入することはできますが、各種サイトによって取り扱っているチケットの枚数や席は決まっています。

おすすめは京都府立文化芸術会館での購入です。

京都府立文化芸術会館で購入するメリット

  • Aプログラム・Bプログラムの通しの割引チケットや、学割チケットが購入できる
  • どこの座席にするか座席表を見ながら確認することができます。
  • 販売開始よりすこーし早めに対応を開始してくれる
  • 販売開始の30分前には列ができているので、希望の席が決まっている人はお早めに

という感じです。

チケットは、一般5000円、Aプログラム・Bプログラム通しだと8000円(1回4000円)で購入できます。

S席やA席などの縛りはありません。

席によって見やすさが変わってくるので、せっかく見にいくならいい席で観たいですよね。

京都文楽公演がおすすめな理由

京都文楽公演をお勧めする理由は

  • チケットが少しお安く購入できる
  • 会場がそれほど大きくないので、近くで見ることができる

です。

感染症が流行する前は開園前にロビーでお人形と一緒に撮影できたりしていました。

言葉が分かるかな~という方もいるかもしれません。

字幕スーパー用意されているので、初めての方にも安心です。

演目が始まる前にちょっとした解説もあるので、理解の助けになりますよ。

曽根崎心中

2022年のBプログラムは曽根崎心中でした。

2021年の南座の顔見世でも観た演目でした。

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曽根崎心中文楽を見るポイント

開演前の解説によると

  • 文楽で女性のお人形には基本足はない
  • 曽根崎心中では、お初の足がポイントになる場面がある
  • その時には足が出てくる、というのが文楽での楽しみ

ということでした。

確かに~言われてみるとわかります。

文楽ならではの楽しみ

歌舞伎と比べてみると

  • お人形が演じるので、演者の年齢が関係ない
  • 語りと、演技の間が短いので「間延び」がなくテンポが良い
  • 会場も小さいので、音が迫ってくる臨場感がある

と思いました。

今回のプログラムの演者さん

何回か見にいっているので「またこの方出てくれているかな?」と思う演者さんがいます。

  • 吉田玉男さん:手代徳兵衛役。演じておられるときは、まったく表情が変わりません。こちらのインタビューを見ていると、心の中では笑ったり感情をこめたりしておられるそうな。すごい、
  • 吉田和生さん:天満屋お初役。演じておられるときに、なんとなーく表情がお人形と同じ表情になっておられます(*^-^*)お人形なのに、ほんとうにかわいらしい動作をするので、すごいな、と思っています。こちらのインタビューも見てみてください。
  • 豊竹咲寿太夫:語りという義太夫節をつとめておられます。何年か前に解説に出てこられてびっくり!するほどのイケメン。顔だけでなく、声や語りも素晴らしいです。何年か公演に参加していると、どんどん出世?されているように思います。インスタグラムを開設されています。

以上、今年の京都文楽公演Bプログラムの感想でした。

ご参考になればうれしいです。

〇こういう本もあるのですね、初めて見る人には良いかもしれません。


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