前回までの話
太郎平小屋に到着後、景色を眺めながらゆっくりしました。
今回の全行程
前泊:電車を乗り継ぎ富山駅まで。ビジネスホテル宿泊。
1日目:立山黒部アルペンルートで立山室堂まで。登山開始し、五色ヶ原へ。
2日目:五色ヶ原からスゴ乗越小屋まで。スゴ乗越小屋宿泊
3日目:スゴ乗越小屋から薬師岳を越えて太郎平まで。太郎平小屋宿泊。
4日目:太郎平から折立まで下山。←ついにココ
最終日の朝
最終日の朝。食事前の時間も外で過ごしました。
太陽が昇ると明るく、暖かくなります。太陽の力を感じる瞬間です。
この日は下山だけ。のんびり朝の時間を過ごしました。
折立からの移動手段
公共交通機関利用だと、折立からの移動手段はバスかタクシーになります。
バスだと富山駅への路線バスが季節限定であります。
2021年の時刻表はこちら。
私が利用した時期は、朝は8時50分、次が12時の便がありました。
私の足だと8時50分に確実に間に合うには朝ごはんをのんびり食べているわけにはいきません。せっかく来たのだから、できるだけ長く山に痛いと思い12時の便を予約しました。
とはいえ、12時はちょっと遅いなぁ、と思っていたのも事実。そう思っていたのですが、タクシーに相乗りして帰ることができました。
太郎平に着いた日の夕方、トイレのにおいのする談話室で持ってきたフリーズドライの甘酒を飲んでいたいました。その時に、向かいのテーブルに座っていた名古屋からのご家族が「折立から富山までジャンボタクシーを頼んだけど席が空いている、誰か乗らないかな」と話しているのが聞こえました。
声をかけてみようかな、と一瞬迷いました。が、薬師小屋を通過した時に、このご家族が仲良く食事をしていて、また、そのあと追い越されるときの様子から「この人たちはついて行ってもよさそう」と思いました。「便乗させてください!」ということで、ジャンボタクシー代割り勘、でバスよりも早く帰ることができました。
そして下山
下山する時間が来ました。
立山室堂から一緒に歩いてきたご夫婦二組は8時50分のバスに間に合うように、朝食をとらずに出発していかれました。
最後に、九州からの4人組の方の一人にご挨拶。下山後立山駅まで戻り、12時間かけて車で帰るそう。その熱意、私も見習いたいと思いました。
案の定、登ってくる人も多く、私の足も疲れていて急いで歩くことはできません。足を滑らせて膝を打ち付けたりもしましたが、すっころぶことはなく何とか下山できました。
久しぶりの本格登山で北アルプス、不安なところもありましたが何とか歩ききることができました。離れたところで心配してくれていた家族、知人友人に感謝するとともに、道中気にかけてくださったみなさんにもお礼を言いたいです。
で、ザックはどうなった?
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富山入りをしたときに、ベルトが付着するところが破れていることに気が付いたザック。
2日目まではアロンアルファで補修していましたが、その後は気にならなくなりました。
最終的に、補修した後は破損部分は広がることなく4日間歩くことができました。
あの時、アロンアルファで補修して歩く、という判断をしてよかった。アロンアルファありがとう!
山での出会いは一期一会、出会いに感謝!
アロンアルファは神!これからも山に行くとき持って行こう
次、後日談を記載して、この山行の記録を終えます。