少しずつ気温が下がり、京都の紅葉も進んできました。
先週に引き続き、近場で秋の景色を探してきました。
今回は、平安神宮と銀閣寺の間のエリアにある「金戒光明寺」です。
二つの有名観光地の間にあり見落とされてしまいやすい場所ですが、いろいろ見どころがあるのでご紹介します。
無料で楽しめる金戒光明寺
金戒光明寺の見どころは以下の3つ
- 秋の紅葉
- かわいい花手水
- アフロ姿の阿弥陀さん
です。
順番にご紹介します。
紅葉
金戒光明寺は東山三十六峰である紫雲山にあります。
階段を上っていく必要があるのですが・・・
山門の前には紅葉があります。
もう少しすると見ごろかな。
他にも阿弥陀堂近くの坂道にも紅葉が植えられているので、お堂ともみじの風景も美しいです。
この場所から振り向くと、紅葉を見下ろすことができます。
去年の記事はこちら。見ごろの参考になれば。
花手水
手を洗う手水舎にお花や小さなアヒルさんが置かれています。
場所は、山門を上がって左のあたりにあります。
遠くから見るとこんな感じ。
アップをするとこんな感じ
アヒルも大きいのから小さいものまでいろいろあってかわいらしいです。
手水舎の隣にある仏さんの前にある水盤にもお花と亀が置かれていました。
こちらも近づいてみると・・・
この花手水、お坊さんたちも楽しんでされているようで、お寺の中には「インスタにアップしてください」という呼びかけがそこかしこにされていて、ほほえましかったです。
アフロ姿の阿弥陀さん
続いてご紹介するのは、アフロ大仏ともいわれる「五劫思惟阿弥陀仏」
私は、大仏だと聞いていたので大きな仏さんを探していて、これまで見つけることができませんでした。
意外なほど小さな仏さんだったので「アフロ姿の阿弥陀さん」として今回は紹介します。
この仏様がいるのは、お墓の入口あたり。
お手洗いがある方向に行くと、仏様の看板があります。
お墓の石段のそばにおられるのがわかりますか?
他の仏様とまぎれてひっそりとおられます。
全国でも16体くらいしかないという珍しい仏様だそう。
横からも撮影
小さな男の子にも見えてかわいらしい。
ちょっと気づきにくいところにあるので、探してみてください。
このアフロ姿の阿弥陀さんのそばの石段を上ると・・・
はいってきた山門の向こうに広がる京都の街並みを見下ろすことができます。
少し階段を上る必要がありますが、お手軽にみられる絶景なのでぜひ見てみてください。
新選組とも縁のあるこのお寺、幕末の志士たちもこの景色を眺めたのかもしれませんね。
というわけで、金戒光明寺の紹介は以上です。
わたしとしては、平安神宮のついでに行くのがおすすめです。
バスで行くにしても、バス停からけっこうな坂道を歩くのでスニーカーなどの歩きやすい服装が良いと思います。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
〇市バスや地下鉄を使いこなせると、京都観光もより楽しくなります