2022年の7月終わりに登った富士山。
前回は、八合五勺の御来光館の様子をご紹介しました。
今回は、御来光登山の様子をご紹介します。
2時30分過ぎに出発
目が覚めたのは2時ごろ
周りの人がかけたアラームで目が覚めました。
最初は山頂での御来光にそこまでこだわってはいなかったのですが、これ以上眠れそうにもないので起きることに。
荷物をまとめて、就寝スペースの外に出ると、昨日夕飯を食べた土間には出発準備をしている人と、眠っている人でいっぱいでした。
あいたスペースで前日夕食の時にもらっていた朝ご飯を食べます。
個人的には、登り始める前に朝ご飯を食べることをお勧めします
この後、山頂まではほぼ渋滞となって、座ってご飯を食べる余裕はありませんでした。
その間にも、小屋の前はたくさんの人が登っていきます。
また、御来光館が山頂手前の最後の山小屋なので、疲れた人がお金を支払って小屋の中での休憩を申し込んでいました。
小屋の前からはきれいな夜景が見えました。
登山道にはたくさんの人。
夜から歩き始めたツアーの人もいるようで、さすが富士山、と思いました。
最初は自分のペースで歩けていましたが、9合目の鳥居あたりから渋滞に・・・
登山指導員さんからも「2列で歩いてください」と山登りとは思えない案内が!
少し岩がごろごろしているところがあって、指導員さんは「右側が早いですよ~」と右側をすすめますが、右側は結構段差があって歩きにくそうでした。
よっぽど急いでいる場合以外はおとなしく左側が良いと思いました。
少しずつ空の色が変わってきます。
ゆっくり歩きながら、山頂につきました。
ちょうど富士山頂上久須志神社ではお参りが始まっていました(写真撮影OKでした)
めったに来られない場所なので、奮発してお守りやお札を買いました。
富士山での御来光
お守りも買ったし、後は歩くだけ!
あまり御来光や夕焼けを待つことはできない私です(ぼーっとしていたらその時間になっているのは別)が、富士山は特別。
だいぶ東の空も明るくなってきて
剣ヶ峰にも光があたってくるようになりました。
東の方は雲海。たくさんの人が御来光を待っています。
私も隅の方で座って御来光を待つことに。
少しずつ太陽が顔をのぞかせます。
太陽が昇りました。
御来光の瞬間には、どなかの掛け声で万歳三唱がありました。
周りにいる日本以外がご出身なのかな?と思う人たちも、御来光をみてニコニコしながら一緒に万歳をしていて、こういう美しいものとか日本の人が大切にしているものをわかってくれて、一緒にやってみよう、と思ってくださるのはありがたいことだなぁ、と思いました。
私は「別に一緒に万歳しなくても、それぞれ思いがあればいいんじゃない?」というひねくれものなので、一緒に万歳はできなかったのですが
それでも、あの時山頂にいた大勢の人ときれいな御来光の時間を共有できたのは、貴重な経験でした。
次は、御鉢巡りをご紹介します。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
〇途中、疲れて休憩している人がたくさんいました。事前準備は万全に。