医療情報

妊娠中・授乳中に使える薬:信頼できる情報のあるホームページのご紹介

仕事をしていて、「これはちょっと確認をさせてください」というのは、妊娠中・授乳中の方に対して処方するお薬の内容です。

妊娠中と比べて、授乳中に飲まない方が良い薬の種類は減りますが、それでも普通の大人と全く同じように考えて良いわけではありません。

赤ちゃんに影響する薬を飲んだからと言って、必ずその悪影響が起きるわけではないですが、あえて影響する薬を出す場合はそのデメリットとメリットを考え・お伝えする必要があります。

というわけで、妊娠中・授乳中の方に薬を出すときは「この薬を出して良いか」を確認する必要があります。

産婦人科が専門ではない私は全ての薬について覚えていることも難しいので、その都度調べるようにしています。

書籍もありますが、いまは信頼できる情報が掲載されているホームページがあるので、そちらを主に使っています。

前置きが長くなりましたが、それでは、お役立ちのHPをご紹介しましょう。

国立成育医療センター

国立成育医療センターは受精・妊娠から出産、発育し大人に至るまで一貫して治療を行う国立のセンターです。

いろいろな研究や情報発信をされています。

そちらのは妊娠と薬情報センターでは授乳中に使える薬の一覧を公開されています。

  • 授乳中の薬(一覧表)

授乳中に安全に使用できると考えられる薬、安全に使用できない薬が紹介されています。

妊娠中のお薬についての情報や、相談にのってもらえるシステムもあるようです。

  • ママのためのお薬情報

愛知県薬剤師会

愛知県薬剤師会では、妊娠や授乳中の方からの相談に適切に対応できる薬剤師を「妊娠・授乳サポート薬剤師」として認定しているようです。

素晴らしい試みですよね。HPではサポート薬剤師さんが勤務している薬局が公開されていて、ステッカーも配られているようです。

医療者向けのサイトでは、妊娠・授乳中の薬対応手引きや、添付文書に「警告」や「禁忌」とある薬のリストなど役立つ情報が掲載されています。

日本精神病学会

精神疾患のお薬は妊娠中には使いにくい薬も多いです。

専門家でなければ、相談をうけたり対応をすることも少ないと思いますが、日本精神病学会のホームページには「精神疾患を合併した、或いは合併の可能性のある妊産婦の診療ガイド」が公開されています。

この各論のところに、抗うつ薬などの薬について記載があります。

日本産科婦人科学会

妊婦さんの診療にかかわる産婦人科医の学術団体、日本産婦人科学会のHPには妊娠中のお薬についての記載はありませんが、妊婦さんや一般の方向けの情報が多くあります。

新型コロナウィルス感染症についての最新情報も「一般の皆様へのおしらせ」のところに掲載されています。

参考書籍

〇2020年出版の成書 これ1冊あると便利ですね


〇今回ご紹介した愛知県薬剤師会がまとめた書籍2019年出版です。


以上、ご参考になれば嬉しいです。それでは。

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