京都に住むようになって驚いたのは、節分の日にかける地域の盛り上がりです
地元密着の神社でも節分祭りをするし、スーパーでもイワシや柊が売られます
でその中で知ったのが四方参りという風習
北東にある吉田神社→八坂神社→壬生寺→北野天満宮という「鬼が逃げていく順」にお参りするという風習です
以前走ってお参りする人の存在を知り、走るのは無理でも歩いて回ってみたいなぁと思っていました。
今回は、2025年2月2日の節分の日に歩いて巡った記録です
1番目 吉田神社
早朝に自宅を出発
吉田神社に着いたのは午前7時過ぎあたりはまだ薄暗く石灯籠に灯が灯っていました

吉田神社は京都で一番有名な節分の神社
夜には火祭りが行われることでも知られています
吉田神社に向かう京都大学前の道に露店が並んで昼間は多くの人で賑わいます
その混雑を避けたくて早朝出発にしました
驚いたのはその時間でもお参りに来ている人は何人か入るし、お札とかの授与もしていたこと
朝早くから賑わっていて驚きました
〇吉田神社の公式サイトはこちら
2番目 八坂神社
吉田神社の次は南に移動
観光地としても有名な八坂神社です

ここに着いたのは午前8時ごろでした
ここで驚いたのは「舞妓さんの撮影待ち」をしていると思われる皆さま

祇園に近い八坂神社では京都の花街の舞妓さんと芸妓さんが舞や音楽を節分に奉納します
お豆も撒かれて大賑わい
いい場所をゲットするために朝早くから待ち構えておられました
一応舞台の手前には「○時○分まではこの辺りに集まらないでください」と看板がありましたが実際はどうなんでしょうね

この時間は八坂神社のお札授与は行われていませんでした
〇八坂神社の公式サイトはこちら
3番目 壬生寺
次は西に向かいます
壬生狂言で知られる壬生寺

節分の時にも狂言が行われるとは知っていました
どんな感じなのかなと思って行ってみましたがびっくり

到着した9時過ぎなのですが境内は大賑わい
知らなかったのですが壬生寺では素焼きのほうらくに願いを書いておさめるという風習があるみたい

何箇所も炮烙に書く場所があって大勢の人でした

せっかくなので私も1枚購入
願い事や自分の数えの年齢を書いて、お金と共に納めてきました
壬生狂言の時もこんな賑わいではなかったので節分恐るべし
〇壬生寺の公式サイト
4番目 北野天満宮
最後は北に移動して北野天満宮に到着

ここは京都で知られた観光地でもあり、梅の季節&受験シーズンである程度の人出だろうと思っていました
人は想定内だったのですが、境内には節分だからか猿回しが来ていて芸を披露していたり、梅干しが売られていたり、以前お参りした時よりも明るい雰囲気でした

梅は蝋梅がきれいに咲いていました

以上4箇所を歩いてみて感じたのは
「京都はやっぱり節分にかける意気込みがすごい」ということ
今回回った神社以外でも歩いている途中では節分祭りをしている神社を見かけました
そういうお祭りに参加すると地域に溶け込めた気分にもなるので、京都旅行の目的に節分を加えるのも良さそうですね
〇地図を片手に歩くと、バスからでは気づけない名所に気づけそうです
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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