2023年2月下旬に訪れた上高地の記録
前回は宿泊した中の湯温泉旅館の様子をご紹介しました
本日はいよいよ上高地へのスノーシューハイキングの様子をご紹介します。
いざ、上高地へ
今回のツアーではその日のうちに京都や大阪まで戻るので出発が5時45分でした。
現地解散ならもう少し遅い時間に出発するのだと思います。
朝ご飯は前日に配られたお弁当
おにぎりは気温が低いと凍るので、持って行ったとしても早めに食べるように言われました。
私は、歩き始める前に完食!
出発する前の中の湯温泉
まだ暗いうちに中の湯温泉を出発
暗闇のなかで綺麗でした
実はこの写真に写っている坂が凍っていて、転ばないように歩くためにこの日1番気を使いました(^^;;
釜トンネルから、いざ
夏場であればタクシーやバスで連れて行ってもらえる上高地
冬場は交通機関はありませんので、自分で歩く必要があります
中の湯温泉旅館のバスで釜トンネル入口まで送ってもらって、ここから歩き始め
歩き始めた時はまだ真っ暗だったので,この写真は帰りに撮影したもの。
釜トンネルの手前半分は電気が消されているのでヘッドランプが必要です
気軽な気持ちで入ってくる人に注意喚起するためにあえて電気を消しているそう
ガイドさんがいうには釜トンネルは地熱があって暖かいとのこと。
実際この後の上高地トンネルよりは暖かかったです
が,前日の雪が残っていて、歩きはじめの時は雪は降っているし風は強いし後ろから吹き付ける風で凍えながら歩きました
この日は釜トンネルも上高地トンネルも凍っておらずチェーンスパイクなしで歩きました(そもそも持ち物にチェーンスパイクの記載はありませんでした)
平日であれば工事車両が入ってきてトンネル内でも車に注意をする必要があるようです。
寒さ対策
寒さ対策としてお腹と背中にホッカイロを貼り付けましたが、それでも寒かったです。
朝くらいうちに出る時は、ダウンを着ていてもいいかもしれません。
トンネルを抜けるとそこは・・・
2つのトンネルを抜けたらいよいよ上高地に入ります
出発時点では雪が降っていたので、景色がみられるか心配・・・
天気の回復が遅れるという予報だったので、景色には期待せずにいました
が、先に見に行っていたガイドさんが手で大きく丸を作りました!
もしかして山が見えるのかな?
ちょうど、焼岳に朝日が当たる瞬間でした
そして、雪を纏った真っ白な穂高の山々が
これも雪が降ったから見られる景色、前日が快晴だったらこんなに白くはなかったと思います。
本当にいいタイミングでした♫
冬の上高地の注意点
ここで冬の上高地の注意点をお伝えします。
初日にバスのなかで冬期上高地の地図が配られました
ポイントは
- トイレは3箇所あって、それぞれ1つのみ
- 湿原を守るためにたとえ雪が積もっていてもロープが張られているところでは外に出ない
です。
雪崩の注意ポイント
今回の道は基本的に道路や散策路を歩きます
急斜面はありませんが,1番の危険は雪崩です
ガイドさん曰く
- 釜トンネルと上高地トンネルの間
- 大正池の手前のところ
が雪崩の危険地帯だそう
実際、私が訪れた1週間前にも大きな雪崩が起きていて、大怪我をした人がいました
その現場も今回通りましたが、大きな雪の塊が積み重なっていて、怪我で済んでまだ良かったな、と思うような状況でした。
冬の上高地は人気ですが,注意しないといけないところがあるんだな,と実感しました。
次は、いよいよ大正池からの上高地の絶景をお届けします。
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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