それぞれの専門分野で最新の知見を発表したり、情報収集ができるのが「学会」
性格には学会が開催される「学術集会」ですが、最近はSNSをつかって情報発信をしたり、いろんな取り組みをおこなっています。
今回、「え、こんな豪華な景品が付くの?」といろんな意味で驚いたイベントが第49回日本救急医学会総会・学術集会で企画されたのでご紹介します。
2021年度救急博学王選手権
2021年度救急博学王選手権とは
私が知る限り、今年から開催されるイベント。前にもあったかもしれないけど、「どうせ(知識のない)私には関係ないし」と思って記憶から消された可能性はあります(^-^;
今回のイベントの概要
- 参加資格:学会参加証をもっていれば誰でもOK
- 出題範囲:救急医学全般 ガイドラインや診断基準だけでなく医学史もカバー👀
- 景品(ここがすごい)
★ECMOセンターとして有名なKarolinska University Hospitalでの1週間見学の権利+渡航費+滞在費
★高額Off-job-training(DSTC, ATOM, ASSETなど選択自由)参加費
★The International Conference on Emergency Medicine 2022(MELBOURNE)参加費+渡航費+滞在費
など。ここに書かれているものだけで200万円は行くんじゃないかな。
開催概要
- 予選:11月22日(月) 12:30–13:00
- 形式:ペーパー試験
- 決勝:11月22日(月) 19:00–20:00
- 形式:予選上位数名による早押しクイズ
参加者の申込が開始されています。学生さん~専門医試験直後の人が有利なのかな?それとも、地道に勉強続けている「レジェンド」が勝つのか…結果を楽しみにしたいと思います🎵
申し込みはこちらから。
参考文献
〇きっと、この本から何か問題は出るんでしょうね。専門医試験の課題図書
今回の学会は現地開催のみで、オンデマンド配信がありません。その分のお金を投入するのかな?と邪推したり…
リアルタイム配信やオンデマンド配信は、仕事や家庭の都合で現地に行けない人にも学ぶチャンスを与えてくれて良かったのに本当に残念。
こういう「盛り上がる」イベントはこの領域に関心をもつ若い人を増やすし、海外研修は外に目を向けるきっかけになるから、これはこれで楽しいイベントになればいいな、と思ってます。
以上、ご参考になれば嬉しいです。それでは。