和菓子のコースを提供している奈良の和菓子屋さん樫舎
和菓子のコース、とかいうと 映え重視のお店なんじゃないか、と思うかもしれないのですが、ちゃんとしたお店です
2024年の6月にでかけて美味しく、楽しかったのでもう一度でかけてきました

季節が違うのでお菓子も変わっていて、やっぱりおいしかった記録です
萬御菓子誂處 樫舎(かしや)
お店は近鉄奈良駅から歩いて10分ほどのところにあります

こじんまりとしたお店で、1階では販売、1階と2階でイートインもされていました。
今回の和菓子コースは1階奥のカウンターでいただくことができます。

前回は6人だったのですが、今回は1人多い7人
これがマックスなんじゃないかな、と思います
和菓子のコース3300円
お菓子に対してお茶かコーヒーがセットで提供されます
使われている器は奈良の赤膚焼 大塩正義さんのもの

出てきたお菓子を順番にご紹介します
鹿の落雁

きなこだけでできた落雁
優しい甘さでほろっと崩れて美味しかった
自然光で見る事を前提として木型も注文しているそう
今の木型は蛍光灯で掘られているからエッジが深いそう
そう言われて他のお店の落雁を見たらエッジが深いなぁと思いました
西王母

お米を蒸して手でついてできたお餅で、餡を包んだお菓子
餡は備中白小豆を使っています

普通お餅をつくときは片栗粉を手につけて丸めているけど、こちらでは水を手につけて丸めます
最初につけるのと中に入るので、粉をつけるのは最後とのこと
薬師寺のお皿に乗ってました
お抹茶茶碗もかわいかったです

練り切り 下萌え

真狩の百合根を裏漉しして
キロ32万円の備中白小豆を包んだお菓子

中のあんこは緑色になっていて、雪の中から新芽が芽吹く様子を表現していました
季節を感じるお菓子でした
お皿は春日小丸盆のコピー
コーヒーはケニアのコーヒーでした
ガチアミという珍しいコーヒーらしいです
もなか

サクサクの最中の皮に温かい餡子
最初から最後まで湯煎で作ったそう
優しい餡子でした
今回使われたお椀たち

実は一緒に行った人の中で「餡子があまり好きじゃない」という人がいたけど、「ここのお菓子はどれも美味しい」と食べてました
ご主人のお話も面白いし、今回も楽しい時間でした
またわらび餅を食べに行きたいなぁ
以上、ご参考になればうれしいです。
「樫舎」さん、お店の公式サイトはこちらです
〇大人旅が紹介されている本です
それでは。
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