まだ暑かった8月下旬、美術館とかき氷を食べるついでに大文字山の火床まで歩いてきました。
大文字山の火床はよく歩いているのですが、今回は私にとっては初めてのルートを歩いたのでご紹介します。
ただ写真で道を紹介するだけの記録になるかな、と思ったけれど歩けてうれしかったので🎵
スタートは鹿ヶ谷
スタートは鹿ヶ谷になります。
周辺には哲学の道があって、8月下旬の昼下がりでも観光の方が歩いておられました。
鹿ヶ谷の霊鑑寺脇の道を登ります。
この霊鑑寺、椿や紅葉で有名なようです。
横を通ることはあっても、中に入ることはないので一度拝観してみたいです。
坂をずんずん上っていくと
こんな感じの階段が出てきます
ここをまっすぐ行くと、大文字山の山頂に行くことができます。
今日は暑すぎるので、山頂はやめて「未開拓の道」を優先して火床に行くことにしました。
火床には左の階段からになります。
意外に整備された山道
歩いてみた感想は「思ったより整備されてる」でいた。
送り火が行われた後だったからかもしれません。
へぇ~こんなところもあるんや、と思ったのは次の2か所
1か所目:雨が降っていたら滑りそうな岩(ごく短い)
2か所目:間をくぐるしかない倒木
です。
分岐のあるところには
こんな感じで看板とかがあります。
分岐もたくさんあるので、「歩きたいルートで歩きたいところに行く」には地図やGPSがあったほうがいいですが、そこはまぁ大文字山なので思いがけないところに行っても何とかなります。
こんな感じで気持ちの良いところも(一瞬ですが)あります
大の字に到着
歩いてくと、ぱっと頭の上が明るくなりました。
みあげるとこんな感じ
上のところがいつもの「火床」です。
この角度で見上げるのは新鮮。
南の方を見るとこんな感じ
西の方はこんな感じ。
送り火から10日くらいしかたっていなかったので、クズ炭が残っていました。
辺りの草むらではバッタがぴょんぴょん飛んでいましたよ。
火床に登って銀閣寺方面に下山
ここまで来たら火床まで、ということで歩きました。
人のこと言えませんが、この暑いのに火床には結構ひとがいてびっくり
下山ルートもいろいろありますが、今回は火床から階段をそのまままっすぐ下山
世の中地蔵盆の週末だったので
千人塚のお地蔵さんにご挨拶をして・・・
銀閣寺道に下りて、そのまま歩いて帰宅しました。
歩いてみた感想
今回歩いてみて思ったのは「大の字までの山道最短ルート」と思いました。
送り火の翌日に燃え残った炭を縁起物として持ち帰る風習が京都にあります(私の周りだけ?)
今年の送り火翌朝は土砂降りでしたが、私の知人(生まれも育ちも京都)は長靴+山レインウェアで挑み、無事クズ炭をゲット。
私もお相伴にあずかりました。
右大文字(いわゆる大文字山)は歩きやすくて人気なので、すぐに「いい形の炭」が無くなってしまうそう。
このルートは登山口に駐車場はありませんが、自転車や単車で来たら簡単に残り炭までたどり着けるんじゃないかなぁ、と思いました。
でも、入山規制とかしているのかも。どうかな。
以上。ご参考になればうれしいです。
それでは。
〇大文字山トレッキング手帖