日々のこと

京都市京セラ美術館「草間彌生 版画の世界」に行ってきたフォトスポットもあるよ

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京都市京セラ美術館で開催されている「草間彌生 版画の世界」に行ってきました

かぼちゃや水玉のモチーフを使った作品で知られている芸術家です

今回の展覧会では版画の作品が中心に展示されています

草間彌生 版画の世界―反復と増殖―

7月の連休の午前中にでかけました

観客の95%は女性でした

作品の撮影はNGでもフォトブースあり

作品は撮影NGやけどフォトブースがいくつかあって親切だと思いました

こういうかぼちゃ作品と一緒に撮影できるところとか

完全に1グループ貸し切りで撮影できるところもありました

感想その1:版画展ならではの楽しみ

有名なかぼちゃもあったけど、シルクスクリーンの作品の色を変えて作成されているものがいろんなタッチを楽しめてよかったです

シルクスクリーン
エッチング
など版画の作成方法について説明されている展示が地味によかったです

感想その2:文章も一緒に鑑賞できてよかった

版画作品だけでなくて、詩も展示されていて、草間彌生の感じている世界をトータルで体験することができました

幻覚について書かれれいる文章もありました
「私の作品は全て幻覚が元になっている」という言葉があって、そのすぐ下にはとても細かい草木の作品があって、こんなふうに感じているんやったら辛いやろうなぁと思いました

エッチングは、平面に描かれているのに浮き上がってくるような錯覚に陥って不思議でした

山好きとしては文章の中で「乗鞍岳が見えた」とか「山を見てパワーをもらった」というような言葉があって、あぁ草間彌生は信州出身やったなぁと思うと共に、この人にも支えとなる故郷の山があるんやなぁと思いました

感想その3:富士山の作品のパワーがすごい

あとは
大きな富士山をモチーフとした作品がありました

青空に富士山が浮かんでいて他のモチーフもニコニコとしている楽しそうな作品です

説明によると、アダチ版画研究所さんが、自らの技術を伝えて行くために草間彌生さんに原画を依頼して草間さんも快諾した作品だそう

あまりにもサイズが大きかったとか、水玉の空を任された若手の方のエピソードもありました

この作品の手拭いがあったら欲しかったなぁ

心に残った言葉

「夢の聖地輝ける未来のために

私はこれからもあらゆる可能性を試そうと思う

私は行く張り切って行く
まだまだやりたいことはたくさんある

体力が衰えても、頭脳は蝕まれていない
肉体が滅びても、魂は永遠だ」

展示の仕方も、作品と一体になれるようにしてあってよかったです

〇自伝など文字の作品もこれまで出版されているようです


〇展覧会の公式サイト

以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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