大阪関西万博を記念して様々な展覧会が関西で計画企画されています。
京都では美のるつぼ殿が開催されていて、先日出かけてきました。

奈良で開催されている超国宝展にぜひ見たいと思い出かけてきました。

超 国宝―祈りのかがやき―
私が出かけたのはゴールデンウィークのあいまの平日です。
会館直後は混み合うと聞いたので、若草山を散策してから向かいました。
チケットは事前購入を
奈良国立博物館に着いたのがお昼過ぎです。ランチの時間なので空いてるかと思いました
が、チケットを購入する分にはちょうどの列ができていてびっくり
私は事前にインターネットでチケットを購入していたので、待たずに入ることができました。
荷物を100円返却式のコインロッカーに預けてから会場等に入ります。

第一会場
百済観音がすごい!
まず第一会場から
会場に入って目に飛び込むのは百済観音です。
歴史の教科書で1度見たことがあるはず
思ったよりも大きく細身の姿で背中の竹で支えられていることを初めて知りました
奈良時代7世紀のものですが、残っている色なども見ることができました。
寺で安置されているのが、本来の姿だと思うのですが、博物館ではいろいろな角度から見ることができるのが良いところだと思いました。
正直この百済観音を見ることができただけで今回の展覧会に来たかいあると思いました。
重源上人座像
次に見られて良かったと思うなら、奈良時代のお坊さん重源の像です
鎌倉時代のものでこの像も歴史の本で見たことがあります。
かなり迫力がありました。
前かがみの姿勢の彫りの深い目、首の周りの症状、そのお坊さんが日本にやってきた覚悟が伝わるような気がしました。
写真でYouTubeでもいろいろなも得ることができる時代ですが、やはり実物を見ることの意味を感じました
そのほか面白かったもの
第一展示室には、その他に信貴山縁起絵など歴史の教科書で聞いたことがあるものが展示されています
他にも綺麗な螺鈿の机とかうわーっていうものがたくさんありました
第一展示室でかなり時間を使いましたが、その隣にはさらに大きな第二展示室があります
第二展示室
この展示室は広く、多くの作品が展示されていました
両界曼荼羅
特に迫力があったのが曼荼羅です
作られたのは平安時代の11世紀
あれだけ大きな曼荼羅、しかも金や銀で描かれたものが今にも残っているのはすごいと思いました
曼荼羅の近くにはひっそりと病草紙(やまいのそうし)も展示されていて、これも歴史の教科書で見たなぁと思いました
七支刀
今回の展覧会の目玉とも言われている七支刀
奈良県の石上神宮にあり、古墳時代の4世紀のものと言われています
思ったよりも小さくてそして細くて驚きました
今にも壊れそう
剣にはこの刀の由来が細かな文字で書かれています
どうやってニョキニョキ外に出るような刀を作ることになったのか、昔の人の考えを聞きたいと思いました
グッズも売れていて、人気がよくわかりました
菩薩半跏像
最後に展示されていた仏様
京都の宝菩提院願徳寺にあります
白い仏様で優しいお顔をされていました
拝んでいる人もいましたがその気持ちがわかりました
最後はやっぱり仏像で締めてくるこの展覧会
仏教にかける人々の思いがよく伝わる展覧会でした
こどもフレンドリーな展覧会
オーディオガイドはわかりやすかったし、各展示に日本語や英語中国語の解説もあります
ないようが仏教だからか京都よりもアジア系のかたが多い印象でした
子供向けのわかりやすい解説もあって、これが大人にとっても要点を掴むのに役立ちました
言って良かった超国宝展、会期は6月までと意外に短いです
迷っている人はぜひお出かけください
〇公式サイトはこちらです
〇奈良県は、彫刻と建造物の国宝の件数が日本一です
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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