日々のこと

チケット完売!大阪松竹座で仁左衛門&玉三郎の歌舞伎公演を見てきました

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2025年の観劇始めは、大阪松竹座にでかけました。

見に行ったのは、「片岡仁左衛門 坂東玉三郎 初春特別公演」

大人気のこのお二人が大阪松竹座で同じ舞台に立つのはなんと19年ぶりとのこと!

見に行きたいなーチケット高いしなーどうしようかなーと思っていました。

チケットが一般発売された数日後にはまだ空きがあったので「見に行けることが決まってからチケットを買えばいいか」と思い、1月にはいってから改めて見てみたらほぼほぼ完売!

慌ててチケットを購入しました

その数日後にはチケット完売したので購入しておいてよかった

みなさん、それだけこのお二人の公演を待っていたんですね。

というわけで、三連休の最終日に大阪松竹座にでかけました

片岡仁左衛門 坂東玉三郎 初春特別公演

チケット入手が直前だったこともあって、今回は2階席しか残っていませんでした

S席しか残っていなくて、そのお値段22000円!

同じお値段を支払うなら、より見やすい場所がいいよなぁ、チケット早めにとっておけばよかったよなぁ、と思いながらパチリ

席には大阪の芸者さんがお客さんと一緒におられました。

芸者さんもご一緒のお兄さんも気さくな感じの良い方でした。

大阪にも芸者さんがいらっしゃるのですね。

というわけで演目の感想です

今回は、久しぶりに解説が載っている「番附」を購入しました。

それくらいテンションがあがる組み合わせでした

於染久松色読販

鶴屋南北の作品です。本筋は大阪で起きた心中物を江戸に移した物語なのだそう。

今回はその一部土手のお六と鬼門の喜兵衛という夫婦の活躍する場面を中心に上演されました。

仁左衛門さんと玉三郎さんがご夫婦

写真でもわかるように、ちょっと悪い二人です。

その夫婦が詐欺を働こうとして、いろいろするけど失敗する、というストーリー

ただの「悪」に終わらさず、コミカルな感じになっているのがさすがだな、と思いました。

セリフのなかに「べらぼうめ」というのがありました。

大河ドラマ「べらぼう」を今のところ楽しく見ているので、その意味やニュアンスもわかって楽しかったです。

こうしていろんなところで見たこと・聞いたことがつながっていくのはおもしろいですね。


 

神田祭

今回特に見たかったのはこの演目!

祭囃子に浮足立つ江戸の町を背景に、粋な姿の鳶頭と艶やかな芸者が躍る、という舞踊です。

以前、別の役者さんで見たことがあるのですが、このお二人の組み合わせで見たいと思っていました。

玉三郎さんは美しいし、仁左衛門さんとの息もぴったり。

見に来てよかった!と思いました。

おどろいたのは、草履を履く動作の時に仁左衛門さんが片足立ちで足の裏を払うしぐさをされていたこと。

片足立ちって結構たいへんですよね。

こんな動作がスムーズにできる80歳っているのか、と思いました。

座っているところから立ち上がる動作は、お膝がつらそうだった仁左衛門さん。

まだまだ舞台を拝見したいし、近くで演じてくださるときには見に行きたいと思いました。

〇思わず購入した和楽のムック本、美しい写真ばかりでした


以上、ご参考になればうれしいです。

それでは。

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