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ユマニチュードって知ってますか?

みなさんは、「ユマニチュード」という言葉を聞いたことはりますか?

フランス語で「人間らしさを取り戻す」を意味するこの言葉、フランス発症の認知機能が低下した方のケアの方法として今注目を集めています。

どういうケアの方法なのか、また近々開催される市民公開講座についてもご紹介します。

ユマニチュードについて

ユマニチュードは1979年にフランスで考案されました。

認知機能が低下した方の介護では、ある時は穏やかにされていても、別の時には激しくケアを拒絶されることもあります。その状況を詳しく観察することで、「ケアの本質とは何か」を求めることで考案された技法です。

ユマニチュードの哲学

ユマニチュードの根本には、「人間は生まれながらにして自由であり、平等であり、互いに同胞の精神をもって行動する」という理念があります。ケアをする技術があっても使い方が間違っていてはよくありません。

この、自由・平等・友愛の精神をもって、ケアを行うことが重要とされています。

チューリップの花言葉は平等

ユマニチュードの4つの柱

ユマニチュードでは「見る」「話す」「触れる」「立つ」が「ケアの4つの柱」としています。

このケアの柱を「相手のことを大切に思っていることを伝えるため」に使うことで、その人のもつ能力を奪わず、健康を向上したり維持することができる、と考えられています。

ユマニチュードの5つのステップ

ユマニチュードではすべてのケアを一連の物語の様な「5つのステップ」で実施されます。

この手順は

  1. 出会いの準備:自分の来訪を告げ、相手の領域に入って良いと許可を得る
  2. ケアの準備:ケアの合意を得る
  3. 近くの連結:いわゆるケアの実施 話す・触れる
  4. 感情の固定:ケアの後で共に良い時間を過ごしたことを振り返る
  5. 再会の約束:次のケアを受け入れてもらうための準備

からなり、各ステップで上記の4つの柱を用います。

私はユマニチュードに関心があり、講演を聞いたりしたことはあるもののちゃんと学んだことはありません。

詳しくは日本ユマニチュード学会のHPをご覧ください。

9月25日公開講座

2021年9月25日(土)〜26日(日)第3回日本ユマニチュード学会総会開催にあわせて公開講座が開催されます。

日時:2021年9月25日(土)13:00-16:30

参加費:無料

視聴方法:Zoomでの画像配信(事前登録制)

対象:一般の方から医療従事者まで幅広く

公開講座の内容

〇基調講演:「家族のためのユマニチュード」

ユマニチュード考案者のイヴ・ジネスト先生

〇鼎談:「家族をつなぐユマニチュード」
作家の阿川佐和子さん、認知症研究の第一人者でご自身の認知症について公表した
長谷川和夫先生のご長女・南高まりさんと、学会の代表理事の三人
詳しくは学会HPをご覧ください。
https://jhuma.org/soukai3/

参考書籍

詳しく知りたいと思った方への参考書籍です。
日本ユマニチュード学会代表 本田美和子さんの書籍です。
〇ユマニチュード入門

〇ユマニチュードと看護


以上、ご参考になればうれしいです。それでは。

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