京都で毎年6月1日・2日に平安神宮で行われている薪能
以前からでかけてみたいと思っていました
開催日が固定されているため、平日開催のことも多くなかなか機会がありませんでした。
今回は初日が週末ということもあり、でかけてきました。
第74回京都薪能 ー洛中洛外幽玄紀行ー
平安神宮には開演の10分ほど前に到着
入り口に看板があり、チケットを確認されて入場

当日は幸い雨予報ではなくて、梅雨入り前で夜は肌寒いほどの気候でした

イヤホンガイドもあるようでしたが、今回はパンフレットを購入しました
楽しいパンフレット
購入したパンフレットが面白かった!
演目の解説とか、京都府知事・京都市長の挨拶があるのは「定番」なのですが
出演者さんたちの紹介が楽しい
決まりきったプロフィール写真や文面ではなくて、写真や文章も自由!
趣味のことが書かれてあったりして、いつもなら読み飛ばしそうなプロフィール欄をじっくり読みました。
来年行かれるかたがいらっしゃったら、パンフレットをぜひ見てみてください
舞台の真ん前!の座席
安い自由席もあるのですが、せっかくなので一番良いSS席にしました
座席の位置とかどこが見やすいとかもわからず、お任せ設定にしたところ、なんと舞台の真ん前

真ん中ではなかったのですが、かなり近いところから舞台と見ることができました
火が入ったあとは、火の粉が舞っていました
着物で行ったので「火の粉が着物につかないかな」と心配でしたが、距離があったので、意外と大丈夫でした
知り合いの着物好きのかたは、ちゃんと前から少し距離のある真ん中の席を抑えておられました
さすが、何回も見に来ている人はいい場所をしっている、と思いました
演目
演目は次の4つ
- 観世流能「橋弁慶」 ( シテ )河村和貴
- 金剛流能「胡蝶」 ( シテ )金剛永謹
- 大蔵流狂言「髭櫓」 ( シテ )茂山千五郎
- 観世流能「融」 ( シテ )浦田保浩
京都にゆかりのある演目が多かったよう思います
橋弁慶→五条橋
胡蝶→一条大宮
髭櫓→???
融→六条河原院(一部は今の渉成園)

お能
お能については漫画「花よりも花の如く」で名前を聞いたことがあったけど舞台を見るのは初めてでした
お能の前に「解説狂言」という形で、お能の内容を説明してくれる短い狂言がありました
その解説の後にお能が上演されるので、初めての人でも比較的気楽に観られるような構成になっていたと思います。
お能は謡の内容がわからないところもありましたが、有名な演目を見ることができてよかったです
私のような超初心者は謡の内容が文字で分かるほうが良さそう
そういう意味でも「能と狂言」はパンフレットに謡がかかれていてありがたい

狂言
狂言はもともと楽しいのですが、今回の「髭櫓」も楽しかった
今のコントって、狂言から来ているんやなぁ、ということを感じました
全ての演目が終わったのは午後9時ちかく

夜の平安神宮を眺めながら帰宅しました
雨にふられず、薪能を楽しむことができました
また機会があれば見に行きたいです
以上、ご参考になればうれしいです。
それでは。
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